海外に行く際に、情報ソースとして、様々なブログやYoutube等の動画を見るのも重要なのですが、お勧めの情報ソースがあります。以下のように、その1を書きましたが、その続きを書きたいと思います。
海外に行く前に見たい情報、外務省のサイトは実は情報の宝庫です。その1
海外に行くうえで非常に有効なのは「外務省のWebサイト」です。海外に旅行すると、安全なところを中心に行くので、あまり危険なことに出句会う人はいません。また、危険なところに行っても、運よく大丈夫な人もいます。
1.海外は安全だと思っている人が実は運がいいだけかもしれない
海外では、日本よりも治安が良い場所もあるかもしれませんが、基本的には、治安は悪いと思っておいた方がよいでしょう。外務省ではその地域がどのくらい危険なのかを知っておく必要があります。
特に、周りにご友人がいらっしゃって、安全だと教えてくることがあるかもしれません。ご友人の情報は非常に貴重なので、ぜひ、聞いていただきたのですが、一つだけ、注意が必要なのは確率の話なので、どんなに用心していなくても大丈夫な人は大丈夫ですし、運が悪い方は、どんなに用心していても犯罪に出くわしてしまいます。
日本にいて、用心していても運が悪い方は犯罪に出会ってしまうのと同じことです。海外にいて犯罪に出くわしてしまうと、日本のように警察がすぐに動くかもわかりません。犯罪に出くわさないために、どう行動するのが良いのかを、事前に考えておく必要があります。
2.ゴルゴ13と外務省のコラボ映像による渡航時の心得
外務省のWebサイトを見ると、下のリンクがあります。
全部で13回のゴルゴ13とのコラボ動画なのですが、その中でも、第7章と第8章について、感想を書きたいと思います。
第七章は、商社の方が誘拐される話です。海外に滞在する際は、渡航先の情報をSNSなどの情報アップロードも危険かもしれません。「安全のための三原則」を以下に引用します。解説編はこちら。
①目立たない
②行動を予知されない
③用心を怠らない
東南アジアの中でも比較的安全なマレーシアですら、日本人の方が犯罪に巻き込まれることも多々ありますし、警察が必ずしも助けてくれるとは限りません。多くの日本人の方と話していると、日本以上に日々犯罪と隣り合わせていることが体感的にわかります。
現地にいると、民族間での構想に日本人が巻き込まれる可能性もありますし、中華系の方、韓国の方と日本人の見分けなんて現地にいたらほぼつきません。そうなると、どの民族間で争っていようが、日本人も標的になりえます。
いくら言葉が出来ても、意味をなさない世界もあるという事です。自分を標的にするなんてことはないと感じるかもしれませんが、現地の人からすれば、やはりいまだにお金持ちの部類に入ります。10年以上住んでいる方が危険な目にあっていないから安全だと思わずに、出来るだけ用心しましょう。
第八章は、住居やオフィスの安全性についてです。海外での生活や、オフィスの選定などについて説明されています。解説編はこちら。
ここからは私の意見ですが、企業進出する場合、コストと安全面、利便性は常に天秤にかけられる部分かと思います。ITによる安全対策はどちらかというと、抑止力や後から監視カメラなどで実際の犯罪を追えるという点にメリットがあります。
一方で、セキュリティーカードなどを導入しても、ガラス窓一枚であれば、割ることも簡単にできてしまいます。物理的に鉄格子を入れるようなきぎょもありますので、場所によって、どういう対策を取るかは考えましょう。
中国の企業や、韓国の企業の方がお金を持っているかもしれませんが、日系企業も世界に名だたる有名な企業や、日系企業というだけでお金がある企業だと思っている方が東南アジアには非常に多いです。そういったところで運悪く標的になってしまうこともありますので、安全性については考えていただきたいと思います。
過去に、CCTVについては、以下のリンクを書きましたので、参照いただけますと幸いです。
これが東南アジアの現実、CCTV設置はカメラの場所だけじゃない
設置しているCCTV、そのままでは意味が無くなってしまうかも。
3.まとめ
外務省のサイトは本当に有益な情報があります。海外に住んでいる方でも、ちょっとした暇つぶしに見ていただいて、再認識をしていただくためのツールとして利用いただくのは良いと思いますので、ぜひ一度見てください。
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