これだけは英語で覚えておきたい通信キャリア用語 英語編

通信キャリア

ITの経験が浅い方、ミーティングには出るけど、契約関係なので、あまりネットワークに詳しくない方のために、会話を乗り切るために必要な簡単な英語のカンペを作りました。

海外未経験インフラエンジニアも必見ですので、打ち合わせ前に予習しましょう。

回線品質等が気になる方は、まずは通信回線の品質に困ってませんか?どうやって改善するのか解説します。から読んでみてください。

1.ネットワーク系の用語

  • Router:日本語でもルーターといいます。一般的に、社外のネットワークを繋ぐときに使うものだという感じで覚えておきましょう。
  • Firewall:ファイヤーウォールと日本語でも言います。ルーターと同様の使われ方をすることもありますが、社外との通信などでセキュリティーレベルを高める機器だという認識でよいです。
  • Network Switch:スイッチといわれると、ボタンを想像する方もいるかもしれませんが、オフィスにあるケーブルが沢山ささった機器です。日本ではハブという方もいます。
  • Wireless Access Point:無線Wi-Fiの事です。天井設置や卓上置きなどの話が出るかもしれません。
  • PoE Injector(ピー・オー・イー・インジェクター):無線Wi-Fiは給電方法が、ACアダプター給電と通信ケーブル給電の2つに分かれます。
  • UTP(Unsealed twisted pair):LANケーブルといわれるものです。PCにつなぐ、一般的には青いケーブルですね。
  • Optical Fiber:光ファイバーの事です。通信キャリアから顧客宅内への引き込み回線は光ファイバーの事が多いです。
  • WAN(Wide Area Network):宅外のネットワークだと思ってください。「インターネットに通信が出る」時は「通信がWANに抜ける」といいます。
  • LAN(Local Area Network):宅内ネットワークの事です。無線LANというのは、無線の宅内ネットワークという事ですね。

2.契約関係の用語

・SLA(Service Level Agreement):通信断時間などについて、最低限満たす要件を盛り込んだ合意契約です。SLAという言葉が出たら、しっかり集中して聞きましょう。

・Dedicated line:専用線という意味です。インターネット回線と企業向けの専用インターネット線の事を指すこともあります。

・Demarcation point:責任分界点といいます。どこからどこまでがキャリアの責任範囲なのかをしっかりと決める必要があります。

・Network Bandwidth:通信帯域(速度)のことです。契約の最低限の基本用語になりますね。

・Contract duration:契約期間です。一般的には3年くらいですが、安くするために5年なんていう事もあります。

・Delay:遅延です。通信をするにあたり、相手とどのくらい距離を感じるかの指標です。

・Jitter:通信のゆらぎです。一定して通信ができず、早い時や遅い時が発生することがあります。

・Monitoring:監視の事です。通信は24時間監視することが重要なので、この言葉は頻繁に飛び交います。

・Proactive notification:能動通知の事です。24時間監視をしたうえで、キャリア側で通知するサービスを持っているキャリアもいます。

・Responsibility:責任という意味ですが、「Who has this responsibility?」なんていう事で、全体像がつかめてなくても、議論が少しピリッと締まることがあります。

3.まとめ

なかなか出会わないけど、知っておくと、議論が楽しくなる単語をまとめてみました。他の機会でも色々書いていきたいと思いますので、ぜひ、覚えてみてください。

通信回線に興味を持っていただけましたら、通信回線契約時の注意!「品質保証」、「SLA」を過信してはいけない。を読んでみてください。

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