東南アジアのインフラエンジニアはキツイのか?実態について説明します。

ITベンダーで働く営業、エンジニア向け

日本のITインフラエンジニアとは大きく異なる東南アジアのITインフラエンジニアについて楽しさ、大変さ、就職について解説します。海外で働きたい方などに、参考になればと思います。

ここで説明したい内容は「未経験者でもチャンスがあるので、東南アジアで働いたらどうですか?英語も話せるようになるし、現地語も使えてITも分かるチャンスですよ。」という事です。

では少し本題に入っていきます。

ITインフラはもはや、水、空気、ガス、水道と同じくらいあって当たり前になってきていますが、それは東南アジアでも同じで、さらにローカルエンジニアとうまく仕事しないといけないため、語学力も重要です。まずは東南アジアのITインフラエンジニアに求められるスキルについて解説します。

1.東南アジアのITインフラエンジニアってどういうことしてるの?

一概に、これが東南アジアのITインフラエンジニアだ!というくくりは作れないので、一例として、私がやっていたことを書きます。正直、東南アジアにいた時は楽しすぎて寝る間も惜しんで仕事をしていたので、種類が多いです。この中から5分の1くらいを担当すると思っていただいても大丈夫だと思います(笑)

  • ネットワーク機器(ルーター、スイッチ、Firewall、Wi-Fiなど)の設定
  • サーバー(物理、仮想、バックアップ、クラウドからADなど)の設定
  • クラウドサービスの設定
  • CCTVの導入支援
  • PCの設定
  • Zabbixのような監視システムの導入
  • 上記の設計、構築、運用、改善提案等
  • 通信キャリアとの折衝
  • 新規サービスの立ち上げ
  • 新規顧客開拓
  • 既存顧客のリテンション
  • 顧客の運用、保守
  • ITアウトソース受諾
  • 社内ドキュメントの整理
  • ベンダーへの作業依頼、価格交渉
  • 社内ローカルエンジニア、営業の教育
  • 営業提案資料の作成
  • エンジニア標準手順書の作成

上記のような仕事を行うのですが、それぞれについても、かなり深い話になっていってしまうので、また別の機会に解説していきたいと思います。東南アジアについて、「転職で次は、東南アジアでインフラエンジニアなのに、上手くやれるか心配」なんていう方向けに情報発信できればと思います。

2.海外でエンジニアになりたい、営業になりたい人にはお勧めの東南アジア

海外就職というのを夢見て、コールセンターで働く。なんていう方、最近は増えてきていると思います。もちろん、私はそれは1つの方法として良いと思います。ただ、5年後に、日本に帰ってきて仕事をする上で付加価値のある人材になれるか。という視点では少し疑問が残ります。

東南アジアでITインフラエンジニアと営業を進める8つの理由を話します。

・技術力も、人間力も伸びる。
・現地現物の視点が強く身につく。
・問題が起きても、笑って向き合える鋼のメンタルが身につく。
・語学力が身につく。
・幅広い経験ができる。
・会社の利益がどう作られるのかが目に見えるようになる。
・広い交友関係を作りやすい。
・圧倒的な行動力が身につく。
それぞれについて、詳細はまた別途書きたいと思いますが、とにかく色々な経験ができます。また、営業だから売るだけでもないし、エンジニアだから作るだけでもありません。営業とエンジニアの垣根がすごい低いため、会社がどう回っているのかが、分かるようになります。

3.東南アジアでITインフラエンジニアをする大変さ

そんな色々学べるインフラエンジニアですが、学べるんだから、当然大変さもあります。大変なのは、簡単に述べると、以下の通り。ちょっとインフラエンジニアは3K(きつい、汚い、危険)だといってるように聞こえるかもしれないので、少し解説します。

・深夜作業、週末作業が多い。
・工事中の現場に入ることが多い。
・高所作業もある。
・緊急の依頼は基本的にお客様もイライラ気味。
・初めての事をキャッチアップする能力が求められる。

最初の深夜作業や週末作業については、想像できるかもしれませんが、通信インフラを扱うため、通信環境に影響を与える作業は営業時間外だったりします。新規の立ち上げだと、工事中の現場に入ることもおおく、ケーブルの引き回しやWi-Fiの設定などは、ベンダーに依頼が基本でしょうが、高所作業もあります。障害対応時は、お客様から「早く直してほしい!」と、契約が無い中で無茶なことを言われることもあります。そして、仕事をする上で、新しいことが非常に多いため、それらの情報についていく興味・関心が無ければ難しいです。

他にもいろいろありますが、あんまりつらい話ばっかりしても仕方ないので、次に楽しさについて触れたいと思います。

4.とはいっても楽しいITインフラエンジニア

ITインフラエンジニアは大変ですが、色々なメリットもあります。下は、私の友人達に聞いても多くの人がメリットと感じるところだと思います。
・お客さんと近くなれる。
・お客さんの「ありがとう」が直接聞ける。
・全く異なる新しいことが学べる。
・日本よりも最新の技術にオープンな企業が多い。
・現地の人たちと触れ合える。
・自分の人生を見つめ直せる。
などなど
新しい技術を学びながら、お客さんに感謝されて、現地の人脈も作れるとなると、メリットは大きいですね。

5.インフラエンジニアやるなら東南アジアしかない!

今回は、東南アジアでITインフラエンジニアになるとはどういう事かを紹介しました。海外就職に悩んでいる、学生、就活生、フリーターの方達はまず情報収集からしましょう。

まずはAgentに登録して、どんな仕事があるのか探しましょう。海外系に強い下のような企業もあるので、登録して、仕事を見てから合うのか合わないのか判断すると良いと思います。

また、やることが企業によってもかなり異なるため、1社だけでなく複数社の話を聞いてみることをお勧めします。

第二新卒エージェントneo

 

このブログでは、出向社員の方達だけでなく、それを支援するインフラエンジニアや営業にとって役に立つ情報を提供することで、少しでも皆さんのストレスを軽減し、幸せな東南アジア生活を応援するために発信していきたいと思います。

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