東南アジアでITインフラ系の企業で働こうかなって思ったら、知っておいた方が良いことが沢山あります。
私はシンガポール、マレーシア、カンボジア、ベトナム、オーストラリア、タイなどで何度も痛い目を見てきました。
今回は、その中でも、作業の時に、営業、エンジニア関わらず、必ずカバンに忍ばせておいた方が良い物を書きます。
1.簡単なネットワーク機器のインストールだと思ってたのに。
なんてことはないすごい簡単なネットワークスイッチのインストール案件を進めていた時の話です。
スイッチを2台インストールしようと思い、エンジニアと車で顧客のオフィスにつき、サーバーラックのところまで行きました。
さぁ、作業だと思って、ラックを空けたときに気付いてしまいました。。。「私としたことが。。。ラックマウント用のナットを持っていないお客だという事を忘れていた。。。」
当然、エンジニアは「俺は何にも準備していないよ。」っていう顔。。。
さらに、「サーバーの上にスイッチ置けばいいじゃん。」ていう始末。。。
さすがにイラッとします(笑)
さすがに入れ替えは必要なので、会社に戻ってラックマウント用のナットを持ってきました。
往復2時間。。。準備が悪いとこんなことが起こるんです。
2.エンジニア、営業は何でも屋さんです。
言語力の問題や、経験のなさから、現地のローカルエンジニアに上手く伝えられないという事はよくあります。
現地のエンジニアが悪いんじゃないんです。「上手く伝えられなかった、支持できなかった」自分が悪いんです。そう考えてないと、ストレスで死んじゃいます。
なので、東南アジアでITインフラ企業に勤めたら、エンジニアだろうが、営業だろうが、「自分がやるんだ!」という意識で臨むと大きな成長と、非常に楽しいITインフラ構築が仕事としてできます。
3.準備するべきもの
私が直面した問題で準備するべきだと感じたものは以下の2点です。
・M5ケージナットx8個
上の2つは非常に重要です。私は作業時カバンに常に上のナットを8個ずつ忍ばせてました。普通はM6のケージナットで大丈夫です。たまに、落とし穴のようにM5のケージナットが必要になります。
お客様のラックの中にあるのは通常M6ケージナットなので、知らずに突然M5が必要ってなってもその辺で売ってる物ではありません。飛行機の距離の場所に行って、ナットがないなんてなったら、下の写真ばりに絶望です。
ナットを8個準備する理由は、1台につき、前面固定の4個必要な場合と、両面固定の8個必要な場合があるからです。前面固定の機器の場合、2台まで設置できます。そして、私は毎月10案件くらい回してましたが、月に1回くらい、使うことがありました。
毎年50個前後くらいは使っていました。
なぜかというと、ラックについてるナットが上手くはまらないことがあり、自分のを使うことがあったからです。何とかなりますが、指が痛くなることがよくあります。そのため、違う種類のナットを持っておくとそういう点でも良い面があります。
探すの大変なんで、下に参考としてリンク張っておきます。
あと、できれば、危機が重いので手を滑らせて機材を落とすことや、作業時に手を切る事もありうるので、滑り止めのついた軍手も買いましょう。外で汚い物を触るわけではないので、そこそこ良い物を長く使うつもりで買うといいと思います。
4.まとめ
自分で買うのは微妙な方は会社にお願いするとよいです。私は自分で購入して、使ったら、会社から使った分だけナットをもらってました。いずれにしても、最大のポイントは、最短で効率的に案件を行うという事です。少しでも手戻りの無い案件対応が出来るとお客様の安心感、信頼感も上がります。準備をすることで、楽しくITインフラ構築生活できたらいいですね。
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